温泉バカが嫌うものは、なんといっても塩素である。
学校のプール等に消毒剤として大量に投入されているあの忌まわしきもの。
温泉施設によっては湯量の少なさを補う為に、汚れた湯を循環して使い回し、ばい菌対策で塩素をたっぷりと入れる。
自治体によっては掛け流し温泉でも塩素消毒を条例で義務付けている。
あの愛媛県の有名な道後温泉などがそうだ。
しかし、
こんなものは温泉とはいえない。温水プールでしかない。
温水プールといえば、水道代節約のため、水を抜いて入れ換えるのは4年に1回だとか!
クレイジー!!
温泉バカは、塩素とは無縁の源泉100%掛け流し温泉だけに浸る。プールはもちろん、循環温泉も入らない。
写真は九重星生ホテルの露天風呂。当然、源泉100%掛け流し温泉だ。
そもそも塩素は第一次世界大戦時、ドイツ軍によって化学兵器として使用された猛毒である。塩素ガスを吸うと、呼吸器がやられ、心拍停止して死に至る。
ところがそんな物騒なものを日本では、世界でも最高レベルの高い濃度で
水道水にも投入している。コレラ菌やチフス菌を殺すからだ。
しかし、その代償に塩素は人の体にも確実にダメージを与えている。
数年前、謎の皮膚病にかかった時温泉に通い完治した経験があるが、今思えば、家庭の風呂の塩素が原因だったのだろうと思い当たった。
あのころは湯船に浸からず、シャワー利用が多かった。ところがシャワーを使う方が入浴するよりも塩素濃度が濃くなるのだという。
自殺行為だったのだ(汗)
ところで
家庭の風呂ではなかなか温まらないし、すぐに冷める。
それは塩素が体にとって毒なので、体が意図的に体温を上げないようにし、
血行その他の新陳代謝を抑えて塩素の侵入を防ごうとするからだという。
競泳の国際大会でも塩素は使われていない。塩素が投入されていると記録が伸びないという話だ。代わりにオゾンを使っているらしい。
やはり塩素は有罪だ。
そんなわけでもうここ何年も家庭での風呂には入ってないし、毎日掛け流しの温泉に通う。
飲む水もすべて自分で汲んで来た湧水にしている。おかげで毎日快調そのもの。
大切に思う人がいる。
その人は仕事の関係でなかなか温泉に行けない。体調もこのところずっと優れない。
そこで備長炭を買い求め、プレゼントした.
備長炭を風呂に入れると塩素を除去し、ミネラルたっぷりのアルカリ温泉にしてくれる。
疑似温泉だが、塩素たっぷりの風呂よりは遥かにいい。
その人の健康をただただ祈っている。
by 温泉バカボンド